言の葉の書き上げ

書き上げました

頭がいっぱいいっぱいで何も手につかないときについて

頭がいっぱいいっぱいで何も手につかない。

私の鬱はそんな感じだった。やるべきことはわかっているのに、いくら考えてもどうしてもそれを実行に移すことができない。生活が疎かになっていくけれど、どうしようもない。

今でもそんな状態にはちょくちょくなる。さっきも本を150ページ読んでアニメを5話まとめて見たところで何もできなくなったので一旦寝たけれど起きてからもなかなか何も手につかなかった。貴重な休日がもったいないけれどこんなことは思えば日常茶飯事で、私はいつも時間を大量に捨てている。

以下の話は学術的に厳密な参照はなく、単なる与太話として読むこと。

人はなにもしていないときにあれこれ考え事をしてしまうけれど、そのときに励起している脳の回路のことをデフォルト・モード・ネットワークと言う。先の鬱状態はこれの氾濫だと言える。デフォルト・モード・ネットワークは意識のアイドリングにも例えられることがあって、私の鬱状態はまさにエンジンをいくらフカしても一向にギアが入らずに頭がどんどん熱くなっている感じだ。そんなときどうすればいいだろうか。

①寝る

寝られるなら寝るといいと思います。しかし起きた後もどうにもなってないことがあるのはさっき話しました。

②締め切り(を破る)

締め切りが近づいてくるとやばいやばい締め切りやばいとそのことばかりになって肝心の本作業に手がつかないということがありますが、まじで近づいてくると手が動き出すことはあります。また締め切りを破ってしまった瞬間に心が軽くなって体が動くようになることもある。私が書いた高校の遅刻届けは100枚を下らない。なぜストレートで卒業できたのか謎。

まあでも休みの日にやりたいことにいちいち締め切りなんて無いのがほとんどでしょう。

自由な時間に面白くもないのにだらだらスマホをいじり続けてしまう、みたいなときにどうすればいいのか。

③音楽をかける

何かハッとするようなのがいいのかなと思います。私の場合はゼノブレイド2のサントラからアイルランドの合唱団ANUNAによる聖歌的な合唱曲をかけたりします。聞きながら作業をするというよりはそれを聞くことでパッと作業に移れる感じ。

で、最後に、さっきやったのが、

④自分に声で語りかける

○○をしましょう、と声に出して話す。独り言です。さっきは効きました。頭の中で唱えるのでは弱い気がします。

 

③と④はある種の外部からの働きかけを自分の手で導入するということです。その導入が自分でできるなら本作業に直に移れそうなものですが、それは無理で、実際こうした外縁から自分の自我を切り崩していく必要があります。

周囲の存在は自分の体を動かしてはくれない役立たずばかりなわけで、自分に有効な語りかけをしてあげることができるのは外部化した自分自身しかいないのではないか、というのが、現在粗末な独り暮らしをしている私の思う所です。

 

上の4つどれも効かなくなったときにこの文章思い出したらめっちゃムカつきそうだなと思いました。

 

以上です。