言の葉の書き上げ

書き上げました

日記

最近のツイートが全部意味不明なのは意味が分かることを書いてもどうにもならないことに拗ね切ったからで、これは今月中は多分続く。毎年12月はツイートがろくでもないことになる。去年は完全に絶ってブログだけ書いていた。それが多分ベストだと思うけれど、今年はこれで行きます。

この休みは実家で電音部を聞きながらトーマス・ベルンハルト『凍』を読み進めた。研修医の若い男が孤独な老人と散歩しながら彼の話を聞く小説。ずいぶん前、数か月前に読み始めたけれどなかなか進まずずっと枕元にあって、この休みでも結局読み終わらなかった。老人の話は難解で錯綜していて、適当に聞き流すみたいに読み進める。好きなので読むのを止めはしない。あと電音部はすごい良いと思います。啓蒙される感じがある。各キャラクターのお気に入りリストがSpotifyで公開されているのでそっちも聞きたい。

実家からの帰りは日が変わる時間になった。パソコン音楽クラブのアルバム『Night Flow』を聞いて帰った。「reiji no machi」や「Time to renew」を聞きながら夜中に高速を走るのは相当に気分が良かった。

適切なタイミングで適切な音楽を流し、然るべき時間が流れるようにすること。それさえうまくできれば狂気は退く気がする。音楽の足りない人生をずっと過ごしてきた。流れから分断されたバラバラの時間達は互いを忌み嫌いながら虚空に吸い込まれていく。うまく仲を取り持ってつなぎとめなければならない。